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運動は本当に効く?その理由とおすすめのエクササイズ
【肩こり対策】運動は本当に効く?その理由とおすすめのエクササイズ
肩こりで悩んでいる方、多いのではないでしょうか。特にデスクワークが多い現代人にとって、肩こりはもはや「国民病」とも言われています。朝起きたときから重い、仕事中にどんどん痛くなる、夜になると頭痛まで…。そんなつらい肩こりに「運動がいい」と聞いたことがある人も多いと思います。
でも、「運動で肩こりが治るって本当?」と思っている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、肩こりと運動の関係について、わかりやすく解説していきます。さらに、自宅やオフィスでもできる簡単な運動もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
肩こりって、そもそもなぜ起こるの?
まずは、肩こりの原因から見ていきましょう。肩こりの原因には、以下のようなものが挙げられます。
1. 長時間の同じ姿勢
長時間デスクに座ってパソコン作業をしたり、スマホをうつむき加減で見続けたりすることで、首や肩周辺の筋肉が常に緊張した状態になります。筋肉は動かさないと血流が悪くなり、酸素や栄養が届かなくなります。これが肩こりの直接的な原因です。
2. 姿勢の悪さ
猫背や前かがみの姿勢は、肩や首に余計な負担をかけます。特に、頭は意外と重く(約5kgもあります)、その重さを支える首や肩に過度な負荷がかかってしまうのです。
3. 運動不足
筋肉は動かすことでポンプのように血液を送る働きをします。運動不足になるとその働きが低下し、血流が悪くなって老廃物が溜まり、こりを感じやすくなります。
4. ストレス
意外に思われるかもしれませんが、ストレスも肩こりの原因になります。ストレスを感じると、無意識に体が緊張し、肩や首の筋肉がこわばるのです。
運動が肩こりに効く理由とは?
では、なぜ運動が肩こりに効果的なのでしょうか?それにはいくつかの科学的な理由があります。
1. 血行が促進される
運動をすることで全身の血流がよくなります。血流が改善されると、肩周辺に溜まっていた疲労物質や老廃物が流れやすくなり、筋肉が柔らかくほぐれてきます。特に、有酸素運動は毛細血管の働きを活性化させるため、慢性的なこりにも効果的です。
2. 筋肉の柔軟性が上がる
運動により筋肉が伸び縮みすることで、硬くなっていた筋肉がほぐれていきます。肩や首の可動域が広がると、日常の動きでも無理な負担がかかりにくくなります。
3. ストレスの軽減
運動をすると「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌され、リラックス効果が得られます。ストレスが軽減されることで、無意識の筋肉の緊張が緩み、肩こりの軽減にもつながります。
肩こりにおすすめの運動5選
それでは、実際にどんな運動をすれば肩こりに効果があるのか、具体的に紹介していきます。どれも自宅やオフィスでできる簡単な運動なので、今日から取り入れてみてください。
1. 肩甲骨回し
肩こり改善には肩甲骨周辺の柔軟性がカギ。肩を大きく後ろに回すように動かし、肩甲骨を意識して動かします。1回10~15周ほどを目安に。
2. 首のストレッチ
首を左右に倒したり、ゆっくり前後に動かすストレッチも効果的。呼吸を止めず、痛気持ちいい程度で20秒キープしましょう。
3. 背中伸ばしストレッチ
手を前に出して、背中を丸めながら前に引っ張るように伸ばします。背中から肩にかけて心地よく伸びるのを感じられます。
4. ウォーキング
毎日15〜30分のウォーキングは全身の血流を促進し、肩こりの予防にも効果的。歩くときは背筋を伸ばしてリズムよく歩きましょう。
5. 軽い筋トレ(自重トレ)
例えば、腕立て伏せやプランクなど、肩や背中の筋肉を刺激するトレーニングを週に数回取り入れるのも◎。筋力がつくと姿勢が安定し、肩こりになりにくくなります。
毎日コツコツが効いてくる
肩こりを根本から改善するには、日常的な運動習慣がとても大切です。最初から激しい運動をする必要はありません。肩を回す、ストレッチする、10分だけ散歩する。そんな小さな積み重ねが、血流を改善し、筋肉を柔らかくしてくれます。
また、運動だけでなく、こまめに姿勢を正したり、深呼吸をしたりすることも大切です。「気づいたら肩に力が入ってる…」という方は、意識してリラックスする時間を持ちましょう。
まとめ
運動は、肩こりを軽減するためのとても効果的な方法です。血流を改善し、筋肉をほぐし、ストレスを減らしてくれる運動は、まさに「自然な薬」といえる存在。
肩こりを感じている方は、今日から少しだけでも体を動かしてみませんか?ほんの少しの習慣で、体も気分も軽くなっていくのを実感できるはずです。